コラム / 品質管理
日本向けシャワーヘッドの品質管理
日本のお客様が最も気にされる品質リスクは漏水です。ZHONGHEでは、すべての製品で全数通水検査を行い、出荷前に漏水リスクを排除します。本記事では、実際の通水検査の流れ、不良品の扱い、その他の品質確認について説明します。
結論:漏水は日本市場でブランド信頼に直結する品質リスクです。ZHONGHEは全製品を通水検査機で全数検査し、不良品を分別・記録したうえで、良品のみを次工程へ進めます。
全数通水検査:1台あたり約10〜15秒
この記事でわかること
ZHONGHEの全数通水検査の流れ、不良品の扱い、Oリング検査などの品質確認。
- カテゴリ
- 品質管理
- 主な検査
- 全数通水検査・漏水確認
- 対象読者
- ブランド・商社・調達担当者
- 最終更新日
- 2026年6月10日
最重要ポイント
日本市場で最も重視される「漏水リスク」
シャワーヘッドは水回り製品のため、漏水はエンドユーザーの不満や返品に直結し、ブランドの信頼を損なう品質リスクとなります。ZHONGHEでは、この漏水リスクを最重要の品質課題と位置づけ、すべての完成品で全数通水検査を実施し、出荷前に漏水リスクを抑える方針で品質管理を行っています。
全数通水検査
全数通水検査の流れ
すべてのシャワーヘッドを、専用の通水検査機で1台ずつ検査します。
| 使用設備 | 通水検査機(社内呼称:試水機) |
|---|---|
| 検査範囲 | 全数(すべての完成品) |
| 検査時間 | 1台あたり約10〜15秒 |
| 確認内容 | 通水状態と漏水の有無 |
| 不良品の扱い | 記録のうえ、不良品ボックス(赤色)に分別し、良品と明確に区別 |
検査の詳細
通水・漏水確認の条件
| 確認水圧 | 0.5MPaを基準に確認(一般的な使用条件より高めの水圧) |
|---|---|
| 確認姿勢 | 散水板(散水面)を床面と平行にして確認し、止水ボタンや切替部まわりの漏水を見逃しにくくする |
| Oリング確認 | Oリング部品は、サプライヤー側で高精度工業カメラを用いたAI画像検査による全数確認 |
これらの検査は漏水リスクを抑えるための工程であり、絶対的な無漏水を保証するものではありません。確認内容や品質資料は、対象製品、仕様、公開可能範囲により異なります。
不良品の処理
漏水・不良が見つかった場合
通水検査で漏水やロット不良が確認された場合は、機能に影響しない範囲で修復可能なものは手直しを行います。すでに機能に影響しているものは廃棄し、廃棄した製品は出荷しません。良品と不良品を分別し、不良品を記録することで、出荷品の状態を管理しています。
- 記録のうえ不良品ボックスに分別
- 機能に影響なし → 手直し
- 機能に影響あり → 廃棄
- 廃棄品は出荷しない
FAQ
よくある質問
日本市場向けで最も重視される品質ポイントは何ですか。
漏水です。ZHONGHEではすべての製品で全数通水検査を行い、出荷前に漏水リスクを排除する方針で品質管理を行っています。
全数通水検査はどのように行いますか。
通水検査機を使用し、1台あたり約10〜15秒で通水状態と漏水の有無を確認します。不良品は記録のうえ、赤色の不良品ボックスに分別します。
漏水や不良が見つかった場合はどうなりますか。
機能に影響しない範囲で修復可能なものは手直しを行い、すでに機能に影響しているものは廃棄します。廃棄した製品は出荷しません。
Oリングの検査はしていますか。
Oリング部品は、サプライヤー側で高精度工業カメラを用いたAI画像検査による全数確認を行っています。
検査をすれば漏水は絶対にありませんか。
検査は漏水リスクを抑えるための工程であり、絶対的な無漏水を保証するものではありません。0.5MPaを基準とした確認やOリング確認を組み合わせて、リスクを抑えています。
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