コラム / ファインバブル
ファインバブルシャワーヘッドの仕組み|吸気式と非吸気式の違い
ファインバブル対応のシャワーヘッドを検討すると、「吸気式」「非吸気式」という構造の違いや、「ファインバブル」「ナノバブル」といった呼び方が出てきます。本記事では、ZHONGHE(設計・技術提案を強みとするODM中心のメーカー)が、ファインバブルの仕組みと、シャワーヘッドに適した構造の考え方を整理します。
シャワーヘッドは水流の打撃感が大切です。吸気式は背圧を高くしすぎられず水流がやわらかくなりやすいため、ZHONGHEはシャワーヘッドに非吸気式を勧めています。
また、ファインバブル・微細気泡・ナノバブルは水中に同時に存在し、一概に分けられません。だからこそ、数値ではなくサンプルで確認することが大切です。
この記事でわかること
ファインバブルの仕組み、吸気式と非吸気式の違い、シャワーヘッドに適した構造の考え方。
- カテゴリ
- ファインバブル
- シャワーヘッド
- 非吸気式を推奨
- 対象読者
- ブランド・商社・調達担当者
- 最終更新日
- 2026年6月10日
気泡の種類
ファインバブル・微細気泡・ナノバブルは「一概に分けられない」
日本の業界団体であるファインバブル産業会(FBIA)では、ファインバブルは直径100μm以下の気泡の総称とされ、1〜100μmの「マイクロバブル」と、1μm未満の「ウルトラファインバブル」に分類されます。ただし、実際の水の中では、これらが同時に存在しています。
- ナノサイズの非常に小さな気泡も、より大きな微細気泡も含まれる
- 小さな気泡どうしが結びついて、大きな気泡になることもある
- 「この製品はナノバブルだけ」と一種類に言い切ることはできない
当社がWebサイト上で気泡の数や粒径を固定的に保証しないのも、こうした理由からです。実際の状態は、対象サンプルをもとにお客様側の基準で確認いただく進め方を想定しています。
出典:ファインバブル産業会(FBIA)「ファインバブルとは」(fbia.or.jp)
構造
気泡を発生させる構造:吸気式と非吸気式
ファインバブルを発生させる構造には、大きく「吸気式」と「非吸気式」があります。
| 吸気式 | 非吸気式 | |
|---|---|---|
| 考え方 | 吸気孔から空気を取り込み、水流と組み合わせて気泡を発生させる | 空気を外から取り込まず、内部の水流条件で気泡を発生させる |
| 特徴 | 構造として気泡発生を狙いやすい | 背圧の制約を受けにくく、水流の勢いを保ちやすい |
※ 具体的な孔の形状や内部の水路構造は、製品仕様に関わるため公開していません。
シャワーヘッドの場合
シャワーヘッドには「非吸気式」を勧める理由
シャワーヘッドでは、水流の勢い、いわゆる「打撃感」が使用感に直結します。体に当たる水流が弱いと、実際の水圧にかかわらず「水圧が足りない」と感じられやすくなります。
吸気式は、吸気孔から空気を取り込む構造の都合上、背圧を高くしすぎられません。その結果、水流がやわらかくなりやすく、シャワーとしては物足りなく感じられることがあります。ZHONGHEがシャワーヘッドに非吸気式を勧めるのは、この打撃感を保ちやすいためです。
一方で、水栓(蛇口)や洗濯機のように、水流の打撃感があまり求められない用途では、吸気式も適しています。用途によって向き不向きが分かれる、という点が重要です。
作動音
吸気式の作動音について
吸気式では、空気を巻き込む際の空化(キャビテーション)に由来する作動音が出る場合があります。音の程度は、水圧や構造条件によって変わるため、仕様ごとに確認します。
- 吸気式:空化由来の作動音が出る場合がある
- 非吸気式:背圧の制約を受けにくく水流の勢いを保ちやすい
- 程度は水圧・構造条件で変わる(仕様ごとに確認)
OEM/ODM
OEM/ODMでの考え方
どの構造が適しているかは、製品の種類、使用条件、求める水流感によって変わります。一律にどちらが良いと決めるのではなく、用途に合わせて選ぶことが大切です。
ZHONGHEは設計・技術提案を強みとするODM中心のメーカーとして、用途に合った構造を一緒に検討します。最終的な気泡の発生状態は、対象サンプルをもとに確認していきます。
FAQ
よくある質問
ファインバブルとナノバブルの違いは何ですか。
呼び方は気泡の大きさで使い分けられますが、実際の水の中ではナノサイズから微細気泡まで複数の大きさが同時に存在し、小さな気泡が結びついて大きくなることもあります。そのため一概に分けることはできません。当社では気泡の数や粒径を固定的に保証せず、サンプルで確認いただく進め方を想定しています。
シャワーヘッドは吸気式と非吸気式のどちらが向いていますか。
シャワーヘッドは水流の打撃感が使用感に直結するため、勢いを保ちやすい非吸気式を勧めています。吸気式は背圧を高くしすぎられず水流がやわらかくなりやすいためです。水栓や洗濯機など打撃感があまり求められない用途では、吸気式も適しています。
吸気式の作動音は問題になりますか。
吸気式では空化(キャビテーション)に由来する作動音が出る場合があります。程度は水圧や構造条件によって変わるため、仕様ごとに確認します。
気泡の数や効果は保証されますか。
Webサイト上では、気泡の数、粒径、洗浄力や美容効果を保証していません。実際の状態は、対象サンプルをもとにお客様側の基準でご確認ください。
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